微生物イッチーの雑草ブログ

なんの役にも立たないけど刈っても刈っても生えてくる

サナギのこころ

この時期

ビニールハウスには

テントウムシがふえる。

 

テントウムシの幼虫と、成虫は、

姿がだいぶ違う。

 

完全変態

 

幼虫が、サナギ、そして成虫になること。

その変貌は、

僕の想像力をはるかに超える。

 

トンボは、サナギにならない。

ヤゴから、すぐにトンボになる。

 

サナギにならないで成虫になることを

完全変態という。

 

完全と不完全

サナギになるか、ならないか。

その違いってなんだろう?

 

ヤゴがトンボになるのも

すごい変貌だ。

 

サナギ

その独特の「間」は、

僕たちを驚かせようと、

もったいつけた演出かもしれない。

 

もちろん、そんなわけない。

完全か不完全か、なんてことも

テントウムシにとっても

トンボにとっても

どうでもいいだろう。

 

昆虫たちは

僕たちを驚かすために、

わざわざ、サナギになるわけじゃない

 

サナギから出てきたその姿に

僕たちが勝手に驚いているだけだ

 

僕たちが、もっと目を凝らしたなら

わかってくる

あらゆる生命の営みが、

常に僕たちの想像をはるかに超えている。